2015年05月10日
代掻きされた千枚田(2)
前回のつづきです。
< 代掻きされた千枚田(1) > ⇒ ☆
クルマで行ける一番高いところまで上がって行きました。
やはりおじさんが言っていたとおり、眺めが全く違いますね。
ほんとうに素晴らしいです!
ココでの水力発電システムの説明がありました。
まさにエコなしくみですね。
生物生息空間の 「 ビオトープ 」 もありました。
まぁ、この棚田自体がビオトープみたいなものですけどね…
もしかしたらこの場所で、映画 「 あん 」 の ワンシーンが撮られたのかもしれません。
映画館で観るのがとても楽しみです。
ココまできた記念に、ひとつ得意のポージングを (^o^)/ … (笑)
これ以上クルマでは進入できない行き止まりの場所に一軒家がありました。
ちょうど御主人だと思われる方が軒先に出られていたので、勇気をふりしぼって話しかけてみました。
ここから東海自然歩道につながる道があり、鞍掛山へ登っていけるそうです。
先般おこなわれた 「 奥三河パワートレイル 」 はこの道をつかったそうです。
コチラの御主人、私のことを教育者だと思われたそうです。
なんども訊ねられました(^_^;)
やはり誠実で賢そうな面立ちだからでしょうね…(笑)
夕陽も沈んできたので、そうろそろ帰ろうかと思い、また中腹まで下りていきます。
水面に木々が反射したさまは、幻想的でとても美しいですね。
じっと眺めているだけでも飽きがこない景色です。
この棚田においては、今後の後継者の問題があると思いますが、
ぜひとも後世に残していってほしい財産のひとつだと感じます。
映画 「 あん 」 の上映に先立って、小説 「 あん 」 を読んでみました。
映画の主人公が樹木希林さんだと分かっていたので、小説内で樹木希林さん役の場面の
セリフに出くわすと彼女の声が頭に浮かんでくるので、それがちょっと愉快でした。
小説の終盤では、かなり目頭が熱くなる思いでしたので、
もしかしたら実写では涙腺崩壊になるかもしれません…(^^ゞ