保険販促委員会 Ver.どすごいブログ › お役立ち情報 › 生きてゆく上での大切な事柄
2012年06月28日
生きてゆく上での大切な事柄
一般社団法人 日本がんマネジメント協会 代表の織田氏のブログは、自身が癌を患い、その後どのように克服していったのかはもちろんのこと、医療分野からみた癌ではなく、患者サイドからみた癌について、たいへん有益な多くの情報を発信されています。
わたしも実際に話を聞くなど、癌についての知られざる情報を入手できたことは、予防の観点からも非常によかったと感じており、これらの情報は引き続き多くの方々へ共有していきたいと考えております。
( 関連記事 ⇒ ☆ )
そんな中で目についたブログ記事、「失って気づいた幸せ!」。
この中には人が生きていく上でのとても大切な事柄が書かれていると感じました。
ですので、より多くの方々へ彼のメッセージをお伝えしたく、織田さんには文面の引用許可をお願いし、
こころよくご承諾いただけましたので、ここへ転載したと思います。
-------------------------------- ここから引用 -------------------------------------
【 失って気づいた幸せ! 】
私は6年前、がんになって当時持っていた多くのものを失いました。
五躰満足な体、人間関係、そして描いていた人生設計や未来・・・・
数えたらキリがありません。
そして得たものは、手術の後遺症や底知れぬ将来の不安・・・・・
マイナスの要素ばかりで、プラスに考えることなんてまったくできませんでした。
しかしあるとき「足るを知る」という言葉を聞きました。
そして、失ったものを悲しんだり悔やんだりしても戻ってくることはない。
だったら、あるものの方に目を向けようと。
手術で食道や胃をなくしましたが、腸や肝臓・腎臓はある。
今まで描いていた未来はなくなったが、新しい未来を得るチャンスがある。
今までの人間関係はなくしたが、本当に自分のことを大切に思ってくれている事が解った。
そして不安は得たが、それを打ち消す行動力を得た。
後遺症を得たが、身体を大切にする生活を得た。
そう思ってみると、あると知ったものも、得たものも、病になるまでは当たり前だと思っていたことや、気付かなかったことばかり。
失ってはじめて初めてあったことに気づいたのです。
言い換えれば、それに気付かなかったから癌になった・・・・
その時私は病になった原因がわかりました。
それはあることに気づかず、無いものばかりに心が囚われていたことだと・・・
それが欲や執着・こだわりそして怒りを生んでいたことも。
そう思った途端に、あるものがとても愛おしくなりました。
今まで通り働いていれくれる身体やその源となっている食べ物。
常に一緒にいて心配してくれる家族。
そして癌になる前とまったく変わることなく、私を包んでいてくれる自然や環境。
今までは当たり前だと思っていたことは、すべては「めぐみ」だったのです。
そして沸き起こってきたのが「感謝」
得たものは「幸せ」
それに気づいたのは、癌になったから。
幸せは得るものだはなく気づくものだったのです。
言い換えれば、幸せを探している限りは、幸せにはなれないということ。
そしてあるものに感謝できない限りは幸せにはなれないということ。
生きていること自体で、たくさんの“めぐみ”を持っていることに。
私はそれをたくさんのものを失ったことで気づきました。
失ったものがあるからこそ、今あるものに感謝でき幸せになれる。
失うことは、幸せを見つける大きなチャンスだと思います。
ピンチはチャンスなんですね(^^♪
-------------------------------- 引用ここまで -------------------------------------
▼ 【 一般社団法人 日本がんマネジメント協会 】
http://www.ganmane.jp/
▼ 【 「がんになって良かった!」 えいちゃんのブログ 】
http://ameblo.jp/ganmane/
Posted by EMG at 21:00
│お役立ち情報