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2010年05月04日
親方さまに感化されて・・ GW特番(どマニア)
「TM部屋☆STAFF日報」の親方さまに感化されて、私もGW特番なるものを。
ちなみに私は、恐れ多くも親方さまの足元にも及ばず、けっこう暇です(笑)。
親方さまの場合、ブログ読者を楽しませるパフォーマンスを繰り広げてくださいましたが、私はマニアックな自己満足の記事になりますことを、まずはお断り申し上げます。
今回取り上げる記事は、プロフィールでは少しばかり触れておりますが、私がブログを初めてからというもの、これまで一度も書かなかったギター関連の記事になります。
むかしは狂ったように熱中したにもかかわらず、ここ何年か、かつて自分がギタリストだったことを忘れてしまったような状態でした。
これはいまでもしっかりと覚えていますが、中学一年の8月13日にはじめてギターを手にし、その魅力に取りつかれてしまい、その後、いまの仕事に携わるまでは、ゆく日もくる日もギターのことしか考えていないようなギター三昧な日々を送っていました。
部屋にはスタンドに立てかけた十数本のギターがあり、それに囲まれながらの毎日は 、本当に楽しいものでした。
では、本邦初公開。
一部ではありますが、私が所有するギターや機材を公開いたします。
かなりの「どマニア」な記事になりますこと、お許しくださいませ。
まずはYAMAHAの「パシフィカ」というモデル。
メタリックレッドのカラーでボディ材にはスワンプ・アッシュという軽量の材が使われています。
アッシュというと野球のバットにも使用されているホワイトアッシュが有名で、重量としてはかなり重いのですが、このギターに使われているスワンプ・アッシュはそれとは異なり、重量はかなり軽量で希少な材質です。

ネックは、メープルというカエデ科に属する硬質な材にローズウッドの指板が張られています。
音の心臓部であるピックアップはディマジオ社製。

通常のギターに比べボディが薄く設計されているため、操作性が非常に優れ、サウンド面においてはパワフルな反面、繊細な音も作ることができたため、ジャンルを問わずに使用でき、活躍する場面が多かったギターです。

二本目は、ギターのスタンダード的存在のフェンダーのストラトキャスター。
1962年のリイシューモデルです。リイシューとは復刻版といったところでしょうか・・・
カラーはフェスタレッド。サーモンピンクなんて言ったりもします。
本物の´62年製オールドギターの場合、いま買おうとすればプレミアがついているので、数百万円はするでしょう。
私はこれを買ったのは´89年で、既に20年以上経っていますので、これも立派なオールドギターと言えるかもしれません。
これは心臓部のピックアップを交換しています。
いまは手放してしまい手元にはないのですが、本物の´72製のストラトを所有していたことがありました。それについていたピックアップが´65年製のモノでしたの取り外し、現在のギターに取り付けてあります。

ボディはアルダー材で重量は比較的軽め。中音域が特徴で「枯れたサウンド」と評されることの多い材質です。
ネックはやはりメイプル、指板にはローズウッドが張られています。
これまたマニアックな話ですが、ローズウッドにはインディアナ・ローズとブラジリアン・ローズがあり、後者は別名ハカランダとかジャカランダと呼ばれ高級材の一つになっています。
ギターの多くはインディアナ・ローズが使われています。こちらも同じく。
多くのギターはキズにも強く、コスト面でも比較的安価なポリエステル系の塗装が使用されていますが、このギターの塗装はラッカーを使用しています。
ポリエステル系の塗装の場合、ボディとの密着性が悪いのですが、ラッカー塗装の場合、木材であるボディとの密着性が良いため、ボディと塗装とに一体感が生まれ、サウンドに良い影響をもたらすことからラッカーの方が優れていると言われています。
しかし難点は塗装がやわらかいのでキズがつきやすいことです。
実はラッカーにも種類がありウンチクがあるのですが、今回は割愛します。

このカラーリングのギターを使用する人ではゲイリー・ムーアが超有名ですね。
そして最後のギターですが、直近で購入した一番新しいギターです。(とは言っても、28才時に購入したものですが・・・(笑))
MOON社製のギターで、カラーはバーガンディ・ミスト。メタリック・ピンクのような色合いです。
このギターはボディ材からネック材、そしてパーツやカラーにいたるまでフルオーダーしたギターで、自分が所有する中で一番高価なギターです。

ボディはマホガニーを使用しています。この材質もインディアナ・マホガニーとホンジュラス・マホガニーとがギター材として使用されますが、このギターには本家本元のホンジュラス産を使用。
ネックはメープルのワンピース。上記のギターヘッド部分を見ていただくと分かると思いますが、ただのメープルではなくバーズアイメープル。鳥の目のような木目があることからこのような呼名ができています。バーズアイがビシバシに入っていますが、ギターマニアにすれば、これはタマラナイ代物なんです。
タイガーストライプの入った木目は、フィギャード・メイプルと言われ、バーズアイ・メープル共々、これらは高級材として取り扱われています。

心臓部のピックアップはEMG社製です。
このEMG・・ これは私の屋号のロゴでもあります。
(見えますでしょうか?EMGのロゴ)
少し前に親方さまが記事でご紹介くださいましたが、実はこんなところでつながっていたのです(笑)
先述のギター2本がパッシブタイプのピックアップに対し、こちらは6V電池で作動するアクティブタイプ。ピックアップ内にこのピックアップのサウンドのかなめとなるプリアンプが内蔵されています。

最後に付録として、ギターの機材を掲載します。
実際にはこの3倍もの機材がありますが、さっと取り出せるのがこれら。
まずは上段から。
メサブギーのプリアンプで真空管を使用しているため、ご機嫌なオーバードライブ・サウンドが作り出せます。
中段は、ローランドのデジタル・ディレイ
いまでこそ、この種の機材は安価になりましたが、当時はかなり大枚をはたきました(笑)
下段は、パワーアンプでチューブワークス社製のMosValve(モスバルブ)。
MOS-FETという真空管の特性によく似たトランジスタを使っており、真空管さながらのウォームなサンドを奏でてくれます。

以上、かなりのマニアックな記事となってしまいましたが、こちらのブロガーの方々には音楽の好きな方やむかし(いまでも)ギターを弾かれていた方もいらっしゃると思いますので、そういった方々には興味を持っていただける記事になったのではないかと、勝手に推測しております(笑)
その反面、興味の無い方には全くのゴミ記事になってしまったかもしれません。
失礼いたしました。
ちなみに私は、恐れ多くも親方さまの足元にも及ばず、けっこう暇です(笑)。
親方さまの場合、ブログ読者を楽しませるパフォーマンスを繰り広げてくださいましたが、私はマニアックな自己満足の記事になりますことを、まずはお断り申し上げます。
今回取り上げる記事は、プロフィールでは少しばかり触れておりますが、私がブログを初めてからというもの、これまで一度も書かなかったギター関連の記事になります。
むかしは狂ったように熱中したにもかかわらず、ここ何年か、かつて自分がギタリストだったことを忘れてしまったような状態でした。
これはいまでもしっかりと覚えていますが、中学一年の8月13日にはじめてギターを手にし、その魅力に取りつかれてしまい、その後、いまの仕事に携わるまでは、ゆく日もくる日もギターのことしか考えていないようなギター三昧な日々を送っていました。
部屋にはスタンドに立てかけた十数本のギターがあり、それに囲まれながらの毎日は 、本当に楽しいものでした。
では、本邦初公開。
一部ではありますが、私が所有するギターや機材を公開いたします。
かなりの「どマニア」な記事になりますこと、お許しくださいませ。
まずはYAMAHAの「パシフィカ」というモデル。
メタリックレッドのカラーでボディ材にはスワンプ・アッシュという軽量の材が使われています。
アッシュというと野球のバットにも使用されているホワイトアッシュが有名で、重量としてはかなり重いのですが、このギターに使われているスワンプ・アッシュはそれとは異なり、重量はかなり軽量で希少な材質です。
ネックは、メープルというカエデ科に属する硬質な材にローズウッドの指板が張られています。
音の心臓部であるピックアップはディマジオ社製。
通常のギターに比べボディが薄く設計されているため、操作性が非常に優れ、サウンド面においてはパワフルな反面、繊細な音も作ることができたため、ジャンルを問わずに使用でき、活躍する場面が多かったギターです。
二本目は、ギターのスタンダード的存在のフェンダーのストラトキャスター。
1962年のリイシューモデルです。リイシューとは復刻版といったところでしょうか・・・
カラーはフェスタレッド。サーモンピンクなんて言ったりもします。
本物の´62年製オールドギターの場合、いま買おうとすればプレミアがついているので、数百万円はするでしょう。
私はこれを買ったのは´89年で、既に20年以上経っていますので、これも立派なオールドギターと言えるかもしれません。
これは心臓部のピックアップを交換しています。
いまは手放してしまい手元にはないのですが、本物の´72製のストラトを所有していたことがありました。それについていたピックアップが´65年製のモノでしたの取り外し、現在のギターに取り付けてあります。
ボディはアルダー材で重量は比較的軽め。中音域が特徴で「枯れたサウンド」と評されることの多い材質です。
ネックはやはりメイプル、指板にはローズウッドが張られています。
これまたマニアックな話ですが、ローズウッドにはインディアナ・ローズとブラジリアン・ローズがあり、後者は別名ハカランダとかジャカランダと呼ばれ高級材の一つになっています。
ギターの多くはインディアナ・ローズが使われています。こちらも同じく。
多くのギターはキズにも強く、コスト面でも比較的安価なポリエステル系の塗装が使用されていますが、このギターの塗装はラッカーを使用しています。
ポリエステル系の塗装の場合、ボディとの密着性が悪いのですが、ラッカー塗装の場合、木材であるボディとの密着性が良いため、ボディと塗装とに一体感が生まれ、サウンドに良い影響をもたらすことからラッカーの方が優れていると言われています。
しかし難点は塗装がやわらかいのでキズがつきやすいことです。
実はラッカーにも種類がありウンチクがあるのですが、今回は割愛します。
このカラーリングのギターを使用する人ではゲイリー・ムーアが超有名ですね。
そして最後のギターですが、直近で購入した一番新しいギターです。(とは言っても、28才時に購入したものですが・・・(笑))
MOON社製のギターで、カラーはバーガンディ・ミスト。メタリック・ピンクのような色合いです。
このギターはボディ材からネック材、そしてパーツやカラーにいたるまでフルオーダーしたギターで、自分が所有する中で一番高価なギターです。
ボディはマホガニーを使用しています。この材質もインディアナ・マホガニーとホンジュラス・マホガニーとがギター材として使用されますが、このギターには本家本元のホンジュラス産を使用。
ネックはメープルのワンピース。上記のギターヘッド部分を見ていただくと分かると思いますが、ただのメープルではなくバーズアイメープル。鳥の目のような木目があることからこのような呼名ができています。バーズアイがビシバシに入っていますが、ギターマニアにすれば、これはタマラナイ代物なんです。
タイガーストライプの入った木目は、フィギャード・メイプルと言われ、バーズアイ・メープル共々、これらは高級材として取り扱われています。
心臓部のピックアップはEMG社製です。
このEMG・・ これは私の屋号のロゴでもあります。
(見えますでしょうか?EMGのロゴ)
少し前に親方さまが記事でご紹介くださいましたが、実はこんなところでつながっていたのです(笑)
先述のギター2本がパッシブタイプのピックアップに対し、こちらは6V電池で作動するアクティブタイプ。ピックアップ内にこのピックアップのサウンドのかなめとなるプリアンプが内蔵されています。
最後に付録として、ギターの機材を掲載します。
実際にはこの3倍もの機材がありますが、さっと取り出せるのがこれら。
まずは上段から。
メサブギーのプリアンプで真空管を使用しているため、ご機嫌なオーバードライブ・サウンドが作り出せます。
中段は、ローランドのデジタル・ディレイ
いまでこそ、この種の機材は安価になりましたが、当時はかなり大枚をはたきました(笑)
下段は、パワーアンプでチューブワークス社製のMosValve(モスバルブ)。
MOS-FETという真空管の特性によく似たトランジスタを使っており、真空管さながらのウォームなサンドを奏でてくれます。

以上、かなりのマニアックな記事となってしまいましたが、こちらのブロガーの方々には音楽の好きな方やむかし(いまでも)ギターを弾かれていた方もいらっしゃると思いますので、そういった方々には興味を持っていただける記事になったのではないかと、勝手に推測しております(笑)
その反面、興味の無い方には全くのゴミ記事になってしまったかもしれません。
失礼いたしました。
Posted by EMG at 23:04
│音楽・芸術・ファッション
この記事へのコメント
EMG社製様
には驚きでした。
「TM」ってのもたまに出てきますが
嬉しいものですよね、
>親方さまの場合、ブログ読者を楽しませるパフォーマンスを繰り広げてくださいましたが・・・・
別に受け狙いでもないのですが、自分の思ったままの思い付きのブログの記事に食い付いて(失礼な表現ですが、関心を持っていただける)下さると嬉しいですね、
ブログはすべて、老人ホームに入ってこっそり昔を懐かしむための目的でコツコツUPしています(^_-)-☆これ真面目なお話です。
そう言えば、高中正義は好きです。
吉田拓郎の関係で知って、サディスティクミカバンドの前からも知っております。昔豊橋にも来たことがあり、行ってきました。
その関係か、リー・リトナー?でしたっけ、のレコードを持っていましたら、息子が大学の時、関心もったようて食い付いていました。
どこでどってなるのやらですね、
話は変わりますが、
浜松ご出身で今三河に住んでおられる
「~無題~ブログ」様に、EMG様をご紹介させていただきますので、お願いしますね、 姫路城がらみで、
ラーメン大好きみたいだから、
三河人で歓迎しましょう!
には驚きでした。
「TM」ってのもたまに出てきますが
嬉しいものですよね、
>親方さまの場合、ブログ読者を楽しませるパフォーマンスを繰り広げてくださいましたが・・・・
別に受け狙いでもないのですが、自分の思ったままの思い付きのブログの記事に食い付いて(失礼な表現ですが、関心を持っていただける)下さると嬉しいですね、
ブログはすべて、老人ホームに入ってこっそり昔を懐かしむための目的でコツコツUPしています(^_-)-☆これ真面目なお話です。
そう言えば、高中正義は好きです。
吉田拓郎の関係で知って、サディスティクミカバンドの前からも知っております。昔豊橋にも来たことがあり、行ってきました。
その関係か、リー・リトナー?でしたっけ、のレコードを持っていましたら、息子が大学の時、関心もったようて食い付いていました。
どこでどってなるのやらですね、
話は変わりますが、
浜松ご出身で今三河に住んでおられる
「~無題~ブログ」様に、EMG様をご紹介させていただきますので、お願いしますね、 姫路城がらみで、
ラーメン大好きみたいだから、
三河人で歓迎しましょう!
Posted by 「TM部屋☆STAFF日報」 at 2010年05月05日 08:10
>親方さま
早速のコメントありがとうございます!
私がかつて一番好きなモノに関して、これまでアップするタイミングが見つからなかったのですが、親方さまのGW特番のおかげでこの度の記事を思いつきました。
親方さまの特番がなければ、このような思いつきはなかったので、このような機会を与えてくださったこと感謝しております。ありがとうございます!
高中正義も昔はよく聴きました。私はサディスティックのころからでしょうか・・
ミカバンド以前からご存知だったとは、恐れ入ります。
しかも豊橋で観られたとは。それはとても貴重な体験ですね。
クロスオーバーやフージョンが流行っていたころ、その路線にかなりハマっていましたで、リー・リトナーもよく聴きました。
>「~無題~ブログ」様に、EMG様をご紹介させていただきますので、お願いしますね、 姫路城がらみで、
ありがとうございます!!
またそちらのブログに飛んで行って、ご挨拶したいと思います。
ちなみに私もラーメン大好きです!毎日食べてもよいくらいですから(笑)
早速のコメントありがとうございます!
私がかつて一番好きなモノに関して、これまでアップするタイミングが見つからなかったのですが、親方さまのGW特番のおかげでこの度の記事を思いつきました。
親方さまの特番がなければ、このような思いつきはなかったので、このような機会を与えてくださったこと感謝しております。ありがとうございます!
高中正義も昔はよく聴きました。私はサディスティックのころからでしょうか・・
ミカバンド以前からご存知だったとは、恐れ入ります。
しかも豊橋で観られたとは。それはとても貴重な体験ですね。
クロスオーバーやフージョンが流行っていたころ、その路線にかなりハマっていましたで、リー・リトナーもよく聴きました。
>「~無題~ブログ」様に、EMG様をご紹介させていただきますので、お願いしますね、 姫路城がらみで、
ありがとうございます!!
またそちらのブログに飛んで行って、ご挨拶したいと思います。
ちなみに私もラーメン大好きです!毎日食べてもよいくらいですから(笑)
Posted by EMG at 2010年05月05日 10:44